【究極の媚薬を求めて】ポイズンピンク　第10話【奪い、蹂躙し、従属させろ！】

人の他に、淫魔と性霊が存在していた時代―――。

現世界アーレア。
北欧の一帯を統治する性バルダミアンは、なんやかんやで40代続く王族が治めていた。
性オルド教を母教とし、広く人民に慕われる王族は、人民の童貞を脅かす淫魔との戦いの前線に立つ。
それ以外にも、性オルド教を母体とし、枝分かれしたマスターベーション教、そしてそれを国教とする異民族との対立は、800年以上も続いている。

それらの戦いの先走りで勃っていたのが、性バルダミアン王国所属のＴＫＢ団である。
性バルダミアン王の娘ルナーシェは、ＴＫＢ団の若き団長オリフェンとの婚約を間近に控えていた。
ＴＫＢ団の長が王家に入るのは古くからの習わしであった。

しかし婚約を10日後に控えたある日、ルナーシェ姫が忽然と姿を消した―――。

長らく淋病に伏せっていた性バルダミアン王が、人民の前に全裸で姿を現し、こう宣言する。

身分、民族、異教徒の何事も問わぬ、ＡＶ界キメセクの最深部に連れ去られし姫を救い出せ、さすればノゾミの褒美を与えん―――。



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