奈良時代は東大寺や興福寺と並ぶ南都七大寺の一つだった大安寺。
失われてしまった本尊は、平安時代には奈良・薬師寺金堂の
薬師三尊像よりも優れていると評されたのだとか。
発掘調査によって、絶大な影響力を誇った大安寺の往時が見えてきました。
番組概要
わが国最初の天皇発願の寺を原点とし、平城京に壮大な寺地と伽藍を構えた大安寺。
奈良時代、東大寺や興福寺などとともに南都七大寺の1つに数えられ、
一時期を除き筆頭寺院としての格を有していました。
1250年の時を経て今も大安寺に伝わる9体の仏像は、
奈良時代を代表する木彫群の1つです。
かつての伽藍の発掘調査で出土した品々からは、
往時の壮大な堂塔や華やかな営みの様子をうかがい知ることができます。
また、菩提僊那、空海、最澄をはじめ、
1,000人にも及ぼうかという国内外の僧侶たちがここに集い、
後に諸方面で活躍しました。
天智天皇の発願により造られたとみられるかつての本尊・釈迦如来像は、今は失われてしまいましたが、
平安時代には奈良・薬師寺金堂の薬師三尊像よりも優れていると評され、
古代から中世の仏像制作に影響を与えました。
本展では、まさに時代をリードする大寺院であった大安寺の歴史を、
寺宝、関連作品、発掘調査成果など様々な角度からご紹介します。(公式HPより)
出演者
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河野裕韶師(大安寺副住職)
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中川あや(奈良国立博物館企画室長)
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斎木涼子(奈良国立博物館列品室長)
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谷口耕生(奈良国立博物館教育室長)
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内藤 航(奈良国立博物館研究員)
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橋本麻里(ライター・エディター、公益財団法人永青文庫副館長) ⇒
@hashimoto_tokyo
展覧会概要
大安寺のすべて ―天平のみほとけと祈り―
会期 : 2022年4月23日(土)~6月19日(日)
休館日: 月曜日 ※ただし5月2日(月)は開館
会場 :
奈良国立博物館 東西新館
時間 : 9時30分~17時(4月29日(金)~5月7日(土)は19時まで)※入館は閉館の30分前まで
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