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【2014/12/9収録】亀山郁夫×東浩紀 司会=上田洋子「『カラマーゾフの兄弟』からチェルノブイリへ――ロシア文学と日本社会」@hazuma @yuvmsk

CH有料
(3時間02分)

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【収録時のイベント概要】
ドストエフスキーは世界文学のなかでも、日本でとくに人気の高い作家である。これまで多くの作家が影響を受け、多くの研究者が論文を捧げ、あまたの翻訳が世に出されてきた。

だが、21世紀になって、ドストエフスキーの新訳を年間26万部を越えるベストセラーに導いたのは、世界でも亀山郁夫だけではないか。

ベストセラーになったのは、ドストエフスキーの長編でも最も長い『カラマーゾフの兄弟』(光文社古典新訳文庫)。ヒットの原因は、平易かつ美しい現代語で、物語のダイナミズムをそのままに読ませる亀山訳との相乗効果にある。新訳では、読書ガイドや解題、伝記など、翻訳者亀山があちらこちらに登場して『カラマーゾフの兄弟』の面白さを熱く語る。読者は亀山の読みと深読みに共感したり反論したりしながら、小説のページをまた繰り直すことになる。そして結局、亀山の熱に巻き込まれてしまう。

亀山は『カラマーゾフ』後も、『罪と罰』(光文社古典新訳文庫)『悪霊』(同)『地下室の記録』(集英社)と、ドストエフスキーの新訳を立て続けに出版している。そして今年、ついにオリジナルの長編小説『新カラマーゾフの兄弟』を『文藝』に発表。この小説では原作の面白さはそのままに、ドストエフスキー的な論理的思考や推理のプロセスが日本赤軍やオウムの問題と接続され、さらに亀山自身の自伝と重ね合わされている(概要文全文は下記リンク先よりお読みいただけます)


『カラマーゾフの兄弟』からチェルノブイリへ – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20141209/
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