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【生放送】君島彩子×辻田真佐憲×春木晶子「観音像はなぜ平和のモニュメントになったのか――『観音像とは何か』(青弓社)刊行記念」 #ゲンロン211105

CH有料
(5時間21分)

ゲンロン完全中継チャンネル提供:合同会社ゲンロンカフェ

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※ 本イベントは、シラス「ゲンロン完全中継チャンネル」からも配信をいたします。放送開始から6時間を超えてイベントが続いた場合、ニコニコ生放送では配信を終了しますが、シラスでは有料で延長配信をおこないます。なお、シラスでは延長部分のみのご購入ができません。延長部分をご覧になるためには、本編もあわせてご購入いただく必要があります。何卒ご了承ください。

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【イベント概要】
宗教学者・美術家の君島彩子氏の新著『観音像とは何か――平和モニュメントの近・現代』(青弓社)が10月27日に発売になった。

本書は、近代以降の観音像の歴史について扱っている。西洋から「美術」の概念が導入され、近代彫刻としての価値を有した観音像は、寺院や墓地といった場所以外の公共空間にも建立されていった。戦争の時代に入ると、国威発揚を意識した「護国」や、当時日本が構想した大東亜共栄圏を象徴する「興亜」の思想とも結びついていく。戦後には、「平和」を願い象徴するモニュメントとして姿を変え、ランドマークとなる巨大な観音像なども建立されていった。

さらに本書では、観音像による平和祈念活動の広がりや、硫黄島やレイテ島に建立された(キリスト教的なイメージを帯びた)マリア観音像などについても考察を重ねていく。丹念な調査によって「観音像」に迫ることで、人々の信仰のあり方や背景となる時代状況を浮かび上がらせる意欲的な内容となっている。

この度ゲンロンカフェでは、本書の刊行記念として、君島氏、近現代史研究者の辻田真佐憲氏、江戸東京博物館学芸員の春木晶子氏をお迎えしてのトークイベントを開催する…(全文はhttps://genron-cafe.jp/event/20211105/よりお読みいただけます)
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