番組概要
釈迦仏入滅後の暗く沈んだ世界に救世の光をもたらす
未来仏・弥勒(みろく)。その弥勒像の誕生の地とされるガンダーラからシルクロードを通り、海を渡って遥か東方の日本に至った弥勒の姿をたどります。
本展は、
過激派によって破壊されたバーミヤンE窟仏龕天井壁画《青の弥勒》の超精密原寸大復元展示など、文化財保護の観点からも見どころの多い展示です。
ニコニコ美術館ではこの展示の模様を、
東京藝術大学の
特任教授・井上隆史さんをはじめ展示に携わった研究者の解説とともに、生中継でお届けいたします。進行は
ライター・エディター、永青文庫副館長の
橋本麻里さんです。
出演者
●
前田耕作(東京藝術大学 客員教授)
●
宮廻正明(東京藝術大学 特任教授)
●
深井隆(東京藝術大学 特任教授)
●
前田たつひこ(平山郁夫シルクロード美術館)
●
井上隆史(東京藝術大学 特任教授)
●
橋本麻里(ライター・エディター、公益財団法人永青文庫副館長)⇒
@hashimoto_tokyo
展覧会概要
みろくー終わりの彼方 弥勒の世界ー
<概要>
仏像誕生の地ガンダーラの弥勒像、仏教東伝に大きな役割を果たしたアフガニスタンの弥勒菩薩像、東京藝大が誇るスーパークローン文化財の技術をもって原寸大復元したバーミヤンE窟仏龕天井壁画《青の弥勒》、敦煌莫高窟第275窟交脚弥勒菩薩像を中心に、バーミヤン東大仏仏龕天井壁画《天翔ける太陽神》、法隆寺金堂9号壁「弥勒浄土図」を一堂に会し、平山郁夫シルクロード美術館所蔵作品なども交えてシルクロードの弥勒の姿を展示します。
本展は「東京藝術大学アフガニスタン特別企画展」(2016年)、「素心伝心 —クローン文化財失われた刻の再生」(2017年)に続く、文部科学省が推し進める「革新的イノベーション創出プログラム」事業の成果発表となる展覧会です。
会期 : 2021年9月11日(土)~10月10日(日)
休館日: 月曜日、9/21(火)
会場 :
東京藝術大学大学美術館3F
時間 : 午前10時00分~午後5時00分
初めてニコニコ生放送をご利用になる方へ
ニコニコ生放送でコメント投稿頂くには会員登録(無料)が必要になります。
コメント投稿を行いたい方は
「アカウント新規登録」をクリックし、
会員登録の手続きをお願い致します。
<スマホで見る方はアプリをインストール!>
ニコニコ美術館(ニコ美)
■ニコニコニュースのFacebook、Twitterもご利用ください。
※生中継は諸事情により、開始が遅れる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
※現地のインターネット回線状況により、放送を一時中断もしくは中止する場合がございます。