2020年は、小中高生の自殺者数が統計開始以来、過去最多の499人となりました。新型コロナの影響もあり、4人に1人の子どもに「うつ症状」が見られるとの報告もあります。(国立成育医療研究センター調べ)そろそろ夏休みも終盤。子どもの自殺を無くすために、周囲の人ができることは何か。長年当事者への取材を続けている「不登校新聞」の石井志昂編集長が解説します。
会見者 (敬称略)
石井志昂(いしい・しこう)「不登校新聞」編集長
Twitter:
@shikouishii
1982年東京都生まれ。中学校受験を機に学校生活が徐々にあわなくなり、教員、校則、いじめなどにより、中学2年生から不登校。同年、フリースクールへ入会。19歳から『不登校新聞』のスタッフとして働き、2006年からは『不登校新聞』編集長。これまで、不登校の子どもや若者、親など400名以上に取材を行なってきた。また、女優・樹木希林氏や社会学者・小熊英二氏など幅広いジャンルの識者に不登校をテーマに取材。単著にポプラ新書『「学校に行きたくない」と子どもが言ったとき親ができること』(2021年8月刊)
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