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【稲部屋】から好し定食【バトオペ2】

(5時間10分)

稲河万児
あらすじ:わずか3年という短さの中、異例のスピードで中佐に上り詰めたイナガワは 階級とは裏腹に己の不甲斐なさに悩まされていた
出撃する度あまりの戦火の悪さに出る言葉は味方の愚痴ばかり
「チィ、今日も味方ガチャはハズレってか つくづくツイていがらねえ」

とある日飲んだくれていたイナガワに、見かねたロード中佐が声をかけた
「おまえは人の言葉を聞かな過ぎる」
思い返せば確かに3年前は同僚の声に耳を傾け、
平身低頭味方に怒りを向けるよりも自身の悪さに問いかけていたもんだ
「どうして俺はこうなっちまったんだ。昇進したってまったく腕がついてこないってのに」
さらに歯がゆさが増し酒がすすむ
戦火の悪さに味方を大量に失った俺に誰が助言をくれるっていうんだ、と思ってた所に追い打ちをかけるもう一人

「味方云々の前に時機の強さを見いだせてないよ」と声をかけたのはスケ中佐だった
そう言われてみれば新しくあてがわれた新機体を禄にシュミレーションしずに前線に出向いて
挙句支援機を頼むと言われて味方にキレていたのは恥ずべき行動であった
大量の味方を死に追いやりたくさんの味方が去っていった中、 こんな俺に助言をくれるなんて泣けてくるじゃないか。。。 仲間の声援になんとか報いたいがしかし、どうすればいい 機体の性能を引き出すとは、何かないのか そういえば昔の賢人は言っていたな 困ったら初心を思い出せと ・・・・・・・ 「はっ、そうだ」 頭の断片にわずかだがノイズのような言葉のイメージが降って降りてきた 「初心s・・・・マシンガ〇〇 お勧〇ょ・・・」 !!!! そのイメージが思い浮かぶや否やイナガワは武器庫に走った そうだそうだ、まずこのHDMIケーブルを1,4から2,0にバージョンアップして そしてこれだ! 手にしたのはマシンガンだった 軍士官学校ではマシンガンの扱いの手ほどきは受けたものの 仲間内ではバズーカ以外を使うものを忌み嫌っていたものだが 一度テンダ軍師の教えにはまってみよう 初心に帰るという意味で 次回、イナガワ ゼク・アイン出るぞ  お楽しみに あとがき:どうかバズーカ民さん嫌わないでいてください
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