〈ゲンロン 大森望 SF創作講座〉の実作課題の講評の模様を無料生中継します。
放送開始は22:00を予定しています。タイムシフトの公開はありません。
また梗概課題の講評の中継はございませんので、あらかじめご了承ください。
【実作課題】
「アクション」「スピード感」いずれかを入れたものを書いてください。
エンタメ小説は、読者を楽しませる工夫が必要です。そのために、時には派手なアクションやスピード感あふれるシーンを入れなければなりません。
というと、ついつい描写力のほうに力がかかってしまいますが、独立した短篇として〈そのシーンの必然性〉も求めます。なぜ戦いになったのか、なぜカーチェイスになったのか、自然に物語をつなげてください。
アクションやスピード感を出そうとすると、はっきり言って枚数を食います。50枚程度というしばりのある中では、とても難しいバランスかとお察しします。該当のシーンは短くてもかまいませんので、全体の完成度を上げるつもりで挑んでいただければと思います。
もちろんここはSF講座ですから、それらしい理論やガジェットも必要ですね。
SFであり、かつ、きちんとした物語であり、かつ、アクションやスピード感がある――成功すれば即戦力になれる課題です。頑張れ。
(菅浩江)
https://school.genron.co.jp/works/sf/2020/subjects/6/
ゲンロン 大森望 SF創作講座 第5期 第9回 – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20210527/