4月17日に発売予定のCD「黛敏郎の秘曲」。
そのピアノ演奏を担当した江崎昭汰をゲストに、CDの内容や江崎昭汰さんの活動についてインタビューしました。
2021年1月31日に、無観客公演として開催された江﨑昭汰のピアノ演奏による「日本の作曲家・秘曲探訪/黛敏郎ピアノ作品集」をCD化!
ピアノ編曲版を含む数々の秘曲が世界初録音されました!
雅楽を意識した黛敏郎編曲版《君が代》は、ピアノに編曲しても荘厳!
未完の遺作となった《パッサカリア》は傑作を予感させる冒頭部分だけですが、天才音楽家の数々のシーンを思わせます。
近年発見された3つの組曲版《バレエ「かぐや姫」》は、幻のバレエ音楽の片鱗を味わえます。
黛敏郎考案による電子とアナログを融合させた《マルチピアノによるカンパノロジー》の電気梵鐘効果(磯部エレクトロニクスによる)。
結婚式のBGMとして作曲された《ウェディング・シンフォニー》は、映画音楽における黛を思わせる明快なメロディーと壮麗なる響き、そして日本情緒の融合!それだけでなく日本の儀礼音楽としての側面と東洋的時間感覚もそこはかとない隠し味となっています。
お馴染みの《0系新幹線メロディ》(今堀拓也復元)や《作品第0番》も収録しています。
無観客公演の関係者用として一部で知られるにはもったいない、詰め込むだけ詰め込んだ黛ワールド全開のCD誕生です。
ピアノ:江﨑昭汰 (Shota Ezaki)
1992年、福岡県生まれ。大分県立芸術文化短期大学のピアノ専攻を卒業後、ベルギーのリエージュ王立音楽院で学び、学士・修士課程を修了し卒業。ヨーロッパ各国で演奏活動も行う。また、演奏の機会に恵まれない作品の紹介にも積極的に取り組みながら、2016年にはロナルド・スティーヴンソンの「DSCHによるパッサカリア」の日本初演、2018年にはロン・イェディディアの「ピアノソナタ第5番」の世界初演を果たす。また、楽譜蒐集家としても知られ、これまでに蒐集した楽譜は数千点を超える。2021年現在、演奏家及び楽譜浄書家として活動する傍ら本職ではビジネスアーキテクトとしてIT業界に従事している。
2021年4月3日収録/訊き手:西耕一:スリーシェルズ
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タワーレコード、アマゾンほか