今夜のお題は
「アルコール消毒薬よる小児の眼の損傷」今日は小児目線に置かれていることが多く意図しない小児の化学眼外傷についてのお話です、
コロナウイルス病2019パンデミックとの関連での水性アルコールゲルによる小児の眼の損傷(JAMA)
https://is.gd/urvGSU
上記リンクより引用和訳
調査結果 フランスの毒物管理センターによるこの全国的なレトロスペクティブレビューでは、2019年と比較して、アルコール系手指消毒剤に関連した小児の眼球曝露が7倍に増加しており、ある小児眼科センターでは重度の病変で手術を必要とする患者が13%に上ったと報告されています。
結論
国民の手指消毒に対する良好なコンプライアンスを維持するために、これらの知見は、保健当局がABHSの安全な使用を確保すべきであることを裏付けるものである。さらなる重度の眼障害を防ぐためには、ディスペンサーを公共の場に設置する際の注意に加えて、子供の意図しない暴露の危険性を強調したイラストがすべての国で必要とされている。
眼外傷の概要(MSDマニュアル)
https://is.gd/S8uXEg
眼外傷と視覚障害(日本職業災害医学会)
https://is.gd/aarZbS
●角膜混濁(化学薬傷,熱傷後)
酸・アルカリによる薬傷では,受傷直後から洗眼や前房洗浄でいかに早く薬剤を除去できるかが予後を左右す
る。
.瘢痕期に角膜輪部幹細胞傷害による角膜混濁が生じると予後が不良である.打ち上げ花火による受傷は,熱
傷に鈍的眼打撲の要素が加わりさらに予後が不良となる。
化学眼外傷(かがくがんがいしょう)ボシュロムジャパン
https://is.gd/somfZn
深夜、休日でもすぐに眼科受診が必要な疾患(広島県医師会)
https://is.gd/i11SVH