<概要>
本イベントでは、視聴者のみなさまからのご質問を受け付けております。以下のフォームよりご入力ください。
https://forms.gle/wjSjQq9gAm4BLMCt6
JST(国立研究開発法人科学技術振興機構)のセンター・オブ・イノベーションプログラム(以下、COIプログラム)では、構造化チームが中心となって若手人材の活躍促進(以下、構造化チーム「若手」)に取り組んでいます。このたび、株式会社ゲンロンの協力で、構造化チーム「若手」の学生&若手・共創支援グループリーダーを務める橘由里香より「若手研究者の新たなキャリアパス」について考える番組を3回にわたって配信します。
現在、アカデミック・ポジションの若手研究者は、ほぼ全員が任期付きです。加えて、多くの若手研究者は「大学・研究所に属さないと、研究はできない(競争的資金も獲得しづらい)」と考え、次のポスト探しに疲弊しています。
前回(2/8放送)は、文系の在野研究者に焦点を当てて議論しました。2回目となる本イベントでは、研究者集団としていち早く起業した株式会社リバネスの高橋宏之氏(同社執行役員)、線虫によるガン検査が注目されている広津崇亮氏(HIROTSU BIO SCIENCE代表)、生物情報アプリの開発で市民科学を発展させた藤木庄五郎氏(株式会社バイオーム代表)、WEBで双翅目の研究成果を発表している熊澤辰徳氏(大阪市立自然史博物館外来研究員)を迎えて、「理系の在野研究者」について討論します。
起業、民間による研究者のマッチング、市民科学など、アカポスに縛られない生き方の利点と問題点から「若手研究者の在り方」を改めて考え、研究者以外の視聴者にも「研究者とはなにか」「日本の高等教育政策の功罪」を考える切掛としていただければ幸いです。(JST・COIプログラム構造化チーム「若手」 学生&若手・共創支援グループリーダー 橘由里香)
◎ 本番組の詳細はこちら!
https://genron-cafe.jp/event/20210217/