2021年1月13日(木)に『令和3年 陸上自衛隊 第1空挺団 降下訓練始め』の開催を記念して、
年に一度、千葉・習志野駐屯地にて開催される陸上自衛隊 第1空挺団 降下訓練始めの模様を、
防衛省・陸上自衛隊の協力のもと再放送致します。日本唯一の落下傘部隊である『第1空挺団』が、一年間の降下訓練の安全を祈願する行事で、
防衛大臣等関係者のご視察並びに訓示受けの場として、年の初めに行われる。
第1空挺団長挨拶
新年明けましておめでとうございます。
本日は、令和2年降下訓練始めをご覧いただき、誠にありがとうございます。
本年も昨年に引き続き「日米空挺の絆」をテーマとして実施します。
まず、降下展示は、私と米陸軍第82空挺師団副師団長オドネル准将による指揮官等降下を行います。
また、地上展示は、離島防衛のシナリオの下、初参加となる米空軍C-130J×3機を含む日米8機の固定翼輸送機編隊と陸自のCH-47ヘリ編隊から、空挺団の隊員のみならず、在アラスカ州のアラスカ米陸軍、在ノースカロライナ州の第82空挺師団及び在沖縄の第1特殊部隊群に所属する米陸軍空挺の精鋭達も降下します。
このような日米共同空挺作戦をもって、事態に初動対処することにより、日米海空打撃力の発揮を可能とする陸自の戦い方についてご覧頂き、「領土、領海、領空を断固として守る」という気概を新年より感じ取って頂ければと考えております。
本年も引き続きよろしくお願い申し上げます。
第1空挺団長 陸将補 戒田 重雄
『第1空挺団』とは
日本唯一の落下傘部隊。
陸上自衛隊の精鋭部隊として、侵略・天災地変などの国家の危機に際し、
最も困難かつ重要な場面に全国を股にかけて空中機動し、落下傘によって空から舞い降り、
身を挺してあらゆる任務を果たすことが求められている部隊。
『「降下訓練始め」の由来』とは
「降下訓練始め」は、昭和44年、習志野演習場において、その年の降下訓練の安全を祈願する 「開傘祈願祭」として始めた第1空挺団の部内行事がもとになっており、昭和49年から一般公開されたものです。
平成元年と平成5年の2回は中止となりましたが、本年で50回目の節目となります。
展示内容
午前10時36分頃 試験降下
午前11時07分頃 各部隊指揮官等による降下展示
午前11時20分頃 防衛大臣臨場
午前11時30分頃 地上展示
午前12時25分頃 らっぱ吹奏
午前12時30分頃 ヘリ編隊飛行
午前12時35分頃 防衛大臣訓示
午前12時45分頃 ウイングエクスチェンジ
※ 令和2年開催時の内容になります。
防衛省・陸上自衛隊 第1空挺団HP https://www.mod.go.jp/gsdf/1abnb/防衛省・陸上自衛隊HP https://www.mod.go.jp/gsdf/※本放送はイベントの中継のため出演者等からのコメントの返答はございません。※天候等により、訓練の一部および全部が変更になる場合がございます。※現地のインターネット回線状況により、放送を一時中断・中止する場合があります。関連生放送