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新型コロナウィルスの流行、東京五輪の中止、安倍長期政権が交代するなど、話題となるニュースに事欠かなかった2020年。そのなかでも、吾峠呼世晴氏のマンガ『鬼滅の刃』の大ヒットは外せない。
「週刊少年ジャンプ」での連載は今年5月に幕を下ろしたが、単行本の売上は急上昇。書店の販売ランキング上位を既刊が独占し、シリーズ累計発行部数は1億部を突破。昨年放映されたアニメが人気爆発のきっかけとされているが、続編となる映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』が10月16日に公開されると、その勢いは社会現象に。11月24日時点で『千と千尋の神隠し』『タイタニック』に続く歴代映画興行収入ランキング3位となり、なおも興収記録を伸ばし続けている。
そんな『鬼滅の刃』をめぐる言説は枚挙にいとまがないが、あらためて『鬼滅の刃』とはどんな作品なのかを、ゲンロンカフェならではの濃密なトークで迫っていきたい。
ご登壇いただくのは、マンガ評論家の伊藤剛氏、精神科医の斎藤環氏、批評家のさやわか氏。三氏は昨年6月に、南勝久『ザ・ファブル』をめぐってトークをくり広げ、その独自の着眼点や鋭い考察は大好評を博した。『鬼滅の刃』にも並々ならぬ思い入れがあるという三氏が、物語やキャラクター、マンガとしての構造にいたるまで熱く語り尽くしてくれるだろう。
単行本の最終巻は、まもなく12月に刊行予定。『鬼滅の刃』をまだ読んだことがないという人も、『鬼滅の刃』ファンの人も必見のイベント!
※ 放送のみ(会場は無観客)のイベントです。
※ 本イベントは配信サイト「シラス」でもご視聴可能です。
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