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連続講義 現代美術と宗教思想#5――「コロナ大仏」は現代のシンボルになりうるか

CH有料
(4時間08分)

カオス*ラウンジの芸術動画提供:合同会社カオスラ

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新型コロナウイルス感染拡大によるパンデミックのなか、さまざまなアーティストがアクションを起こしている。そのなかでも異彩を放つのが、僧侶でありアーティストでもある風間天心氏がスタートした「コロナ大仏造立」プロジェクトである。
歴史を振り返れば、災害や疫病の流行が起こる度に、疫病退散、救済、復興祈願として大仏や寺院が建立されている。さらにそれらの事業を指揮した僧侶たちは、勧進によって人々に仏法を説くと同時に資金を集めていた。風間氏の「コロナ大仏造立」プロジェクトは、そのようなかつての仏教的モニュメントと僧侶の役割を、現代美術の名のもとに復活させようとするものだと言える。
「コロナ大仏」は現代のシンボルになりうるだろうか。連続講義「現代美術と宗教思想」の第5回目として、風間氏と、仏像研究の君島彩子氏をお迎えし、徹底的に語り合います。


風間 天心 (僧侶、美術家)
1979年、北海道東川町生まれ。2008年、武蔵野美術大学油絵コース大学院を修了。2010年、大本山永平寺での修行を終えたのち、武蔵野美術大学パリ賞によりパリ市「Cité Internationale des Arts」に滞在。2015年 「Tokyo Midtown Award 2015」優秀賞、同年「第5回 札幌500m美術館賞」グランプリ、2017年「S-AIR AWARD」受賞によりカンボジア「Sa Sa Art Project」に滞在。2019年「第22回 岡本太郎現代芸術賞」岡本敏子賞。
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チャンネルのコンセプト、番組内容などはすべて、黒瀬陽平(美術家、美術批評家、カオス*ラウンジ代表)によってプロデュース、キュレーションされています。 配信番組のラインナップは、1年単位で「カリキュラム」として構成されており、連続して視聴することで内容について理解が深まるようになっています。また、視聴者とのコミュニケーションも重視しており、Q&Aや、視聴者の作品講評など、双方向性のある番組を目指しています。 チャンネルの番組は、原則として「毎週1回(月4回)」のペースで生放送される「レギュラー番組」と、不定期に行われる「特別番組」の2つによって構成されます。番組1つあたりの配信時間は2〜3時間程度。場合によっては長時間の延長もあります。