十代の頃、人気フォークデュオ「ゆず」に憧れストリートミュージシャンとして華々しくデビューしたかったが、たくさんの人が通る路上で歌う勇気がでず、ぐずぐずし続けた結果十年以上経過してしまう。大学進学、就職などを経験していくうち、自分自身の心が想像以上に歪んでしまったことが仇となり病床に伏す。「表現することが足りないせいだ」と気づき、その時から本格的に小説家を目指しはじめた。“人前でパフォーマンスするより、頭の中の世界全体を文章で描写する方が気持ちよかった”経験が現在の表現活動に落ち着いた理由だったが、今でもギター弾き語りは続けている。あくまでも作家活動の一環であり、即興ソングのときは小説を執筆するように歌う。https://www.bungeisha.co.jp/bookinfo/detail/978-4-286-23334-5.jsp