PC9801版ウルティマIVをサクッとクリア　＃２５

コンピューターRPGというゲームは基本的に最終目的があり、それを達成するために旅をするゲームが多いように思います。もちろん終わりの無いゲームもあり、しかもその代表作が鉄板のレジェンド級タイトルだったりもするのですが、多くのRPGにはクリアという概念があったように思われます。
８０年代から９０年代にかけて数多くの作品がリリースされましたが、大多数のRPGはいわゆる王道系と呼ばれる、王様から使命をさずかり悪の魔王やドラゴンを倒して世界を救うというものでした。しかし数多くのゲームをクリアしていくとそういう王道にも飽きがくるもので、それ以外のストーリーやギミックを求める流れもありました。その中でRPG２大タイトルのひとつ、ウルティマシリーズから発売されたのがこのウルティマIVでした。
本作品で勇者に求められることは強さのみならず、８つの徳を積み、聖者（アバタール）となることだったのです。