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【欲望に塗れた世界】バッケンローダー 第3話【バイヴ片手に下剋上】

(2時間08分)

ぽむ
LV16

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霧に閉ざされた孤島エドゥアルド島。
いつの頃からか人々はこの島に街をつくり、独自の文化を形成していった。
ビッグサイトへの道を肉塊が走り、そびえ立つ股間からは、絶え間なく白い何かが吐き出される。
巨大なエロイズムが生み出す富に限りはないと誰もが信じた希望の時代・・・。

しかし栄華をもたらす代償として、同人施設より排出される有害物質を含んだ「薄い本」は、人々の精神をも汚染していった。
特に十分な快楽施設のない貧困層が住む地域では、原因不明の疫病や奇形児の出生率が増えていった。
欲望に侵された本は、確実に人々を蝕んでいたのである。


都市部の下町の貧しい家に双子の片割れとして生まれたルシアンは、重度の病に侵された双子の妹に対して献身的に尽くしていた。
少ない稼ぎから高価な「薄い本」を買い求め、薄明かりの中、妹にせがまれるままに夜更けまでエロ本を読み聞かせる。
妹のお気に入りは、姫騎士とオークの物語。

「私も姫騎士みたいになれるかな…」
「俺がくっころシチュを作ってやるよ。約束する!」

なんやかんやで数年後、妹は永久に悶えることのない世界へ旅立った。
後には果たされぬ約束だけが残った。

(誰に欲情すればいい・・・)

溜まりに溜まったルシアンは、妹の命を奪った病の原因になった同人施設の最高責任者である剣帝デュレンに責任をとってもらい、ええ感じの店を紹介してもらうことにした。
しかしデュレンは謎の失踪を遂げ、その行方は誰も知らないと街では噂されていた。
だがもはや辛抱たまらんルシアンはデュレンの足取りを追い、旅を始める。
それが、今の自分にできるすべてであると、そう信じて。



※主は初見プレイです。あらゆるネタバレを禁止します。
既プレイ者による指示やクリアの為のアドバイス、主が求めてもいない仕様説明は不要です。
基本自由にやっていきます。気に入らなければ文句をいう前に黙ってブラウザバック!
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