岩崎夏海のハックルテレビ#227「日本の近代史について」

幻冬舎の見城徹社長が炎上し、Twitterからの引退を表明したが、元はといえば百田尚樹さんが書いた『日本国紀』を巡って、多くの批判が上がっていたからだ。批判の多くはWikipediaからのコピペについて言及しているが、実際はその根底に『日本国紀』が持つ右翼的な日本史観へのアレルギーがある。それに嫌悪感を持つ人が多いのだ。嫌悪感を持つ人が多いと同時に、それに共感する人もまた多い。そういうふうに、今、日本の近代史を巡っては世論が大きく二分されている。右と左に別れて侃々諤々と争っている。そこで、そんな争いはなぜ起きるのか、あるいは「では正しい日本の近代史はどういったものか」といったことについて語っていく。