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連続講義 現代美術と宗教思想 #1 「シミュレーターとしての夢 ――明恵から現代美術へ」

CH有料
(4時間09分)

カオス*ラウンジの芸術動画提供:合同会社カオスラ

最後まで視聴するには、ネットチケットの購入が必要です

現代美術と宗教思想のあるべき関係を問う、連続講義(レギュラー番組)です。
近代以降の美術は宗教を切り離し、自立を果たしたと言われてきました。近代美術の延長線上にある現代美術においても、宗教というテーマは実に厄介なものとして、時にはタブーのように避けられることすらあります。

しかし、美術史全体を見渡せば、宗教とまったく関係を持たない美術などほとんど存在しません。まして、特定の宗派やイデオロギー以前の「宗教的なもの」と美術を切り離すことは不可能でしょう。
現代社会では良かれ悪しかれ、実に多様な「宗教的なもの」が増殖しています。それと同時に、多くの実践者や研究者によって、宗教についての思想が展開しています。最先端の宗教研究や宗教思想の成果は、現代美術に対しても様々な問いを投げかけてくるはずです。

本講義では、レギュラーゲスト講師として宗教学の亀山隆彦さんをおまねきして、主に仏教思想の見地から、現代美術と宗教思想の関係性を探っていきます。
第1回目のスペシャルゲストは、鎌倉時代の華厳宗の僧・明恵の研究で注目を集める野呂靖さん。夢を用いた明恵の宗教実践に「仏説の再現」を指摘する野呂さんの研究から、夢そのものを「シミュレーター」として捉え、文化装置としての可能性を議論していきます。
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