誰にでも無条件にお金をくばり、所得を保障する??
そんな夢のような社会保障、「ベーシックインカム(BI)」がインターネットを中心に注目されています。
「働かなくても死なないですむ」。「自由に生きられる」。「国の財政支出を削減できる」。雇用が縮小し、社会保障への信頼も揺らぐなか、
混迷を打破する特効薬として、立場を超えた支持が集まっています
しかし、賛成派のあいだでも、さまざまなタイプのBIの議論があるように、
その内実は一様ではありません。
また、「BIは机上の空論」という厳しい批判も生まれています。
そこで、今回のニコ生トークセッションでは、
「BIに批判的」とされる哲学者・萱野稔人(かやの・としひと)さんと、
「BI特集」が話題を呼んだ新しい雇用問題論争誌『POSSE』編集長の坂倉昇平さんが登場です。
ホストはもちろん、ひろゆき。
BIの基本概念や論争史を振り返り、その問題点、危険性を検討していきます。
ベーシックインカムの何が問題なのか?
萱野×ひろゆきの哲学談義(?)にご期待ください。
【出演】
萱野稔人(かやのとしひと)(津田塾大学准教授)
1970年生まれ。
津田塾大学学芸学部国際関係学科准教授。専門は社会思想。
著書に『カネと暴力の系譜学』(河出書房新社)
『国家とはなにか』(以文社)などがある。
新著は『成長なき時代の「国家」を構想する-経済政策のオルタナティヴ・ヴィジョン-』(共著、ナカニシヤ出版)
坂倉昇平(『POSSE』編集長)
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