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ポーラ美術館『ルドン ひらかれた夢ー幻想の世紀末から現代へ』展を巡ろう≪「寄生獣」「惡の華」原画も≫

公式
(2時間44分)

ニコニコ美術館 (ニコ美)提供:株式会社ドワンゴ
幻想の画家は、本当に「孤高の芸術家」だったのか?
同時代の美術作品、現代美術・マンガまでを視野に含め、
オディロン・ルドンの芸術をいま捉えなおす。




この番組は、ポーラ美術館で現在開催中の
「ルドン ひらかれた夢ー幻想の世紀末から現代へ」を会場から解説・生中継。
約2時間、どの美術番組よりも自由奔放かつたっぷりと豪華解説付きで、
「ルドン」展の魅力をお伝えします。

【出演者】
鹿島 茂さん (作家・フランス文学者・明治大学教授) ⇒ @_kashimashigeru
東海林 洋さん (ポーラ美術館・学芸員)

展覧会『ルドン ひらかれた夢ー幻想の世紀末から現代へ』
19世紀末から20世紀初頭にかけてフランスで活動した芸術家オディロン・ルドン(1840―1916)は、
印象派の画家たちとほぼ同じ世代に生まれながらも、全く異なる作風の絵画を描きました。

不気味な怪物たちがうごめく光景や、神秘的なヴィジョンに満ちた幻想的な世界を絵画にしたルドンは、
心の奥に潜む「内なる世界」に孤独に向き合い、奇妙な作品を描いた孤高の芸術家と考えられてきました。

ところが近年、研究がすすみ、ルドンの新しい側面に光があてられています。
最近になって公開されたルドンの手記や手紙を分析し、
作品を時代の潮流の中で捉えなおしてみると、ルドンは美術史上の傑作や同時代の美術作品をはじめ、
雑誌に掲載された自然科学の挿図や戯画といった、
大衆文化からも大きな影響を受けていることがわかってきたのです。

本展覧会は、近年の研究をもとに、 夢の世界に生きた孤高の幻想画家という従来のルドン像を超えて、
様々な価値観が交錯する時代のなかで探究を続けたルドンの姿を捉えなおす試みです。
さらに幻想や神秘の世界を追い求める現代作家との比較によって、
ルドンの生み出した芸術の今日的な意義を検証します。

【展覧会基本情報】
会期:2018年7月22日(日)~2018年12月2日(日)
   *9月27日(木)のみ、企画展示室は休室(常設展示は入館可)
開館時間:9:00-17:00(最終入館は16:30)
会場:公益財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館


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