8月に実施された潜水艦「伊58」特定調査。
調査をはばむ漁網、困難を極めた特定作業…
その調査の全貌に迫る――。
(※ハッシュタグは #伊58特定 皆さんからの質問を代読します)
第二次世界大戦後、アメリカ軍によって
長崎・五島列島沖に海没処分となった旧日本海軍の潜水艦24隻。
ニコニコ生放送では今年の8月22日より、水中ロボを駆使した
潜水艦の特定調査を
4日間93時間余りにわたって生中継しました。
4日間の特定調査では多くの漁網に悩まされ、その特定作業は
調査を終えた後も困難を極めました。
今回の講演会では、特定に至る難しさから潜水艦調査の意義に至るまで
プロジェクトの集大成となる調査講演会の模様を生中継でお伝えいたします。
旧日本海軍「伊58」型潜水艦
第二次世界大戦中、広島・長崎に落とされた原爆の部品を運搬したアメリカの重巡洋艦「インディアナポリス」を魚雷で沈めた潜水艦として知られている。伊58が撃沈したインディアナポリスは、今回の特定調査の直前にマイクロソフト創業者のポール・アレン氏がフィリピン海の海底でその残がいを発見したと報じられていた。
プログラム(予定)
13:00- ラ・プロンジェ深海工学会の活動(浦環・東大名誉教授)
13:05- 調査結果 (浦環・東大名誉教授)
13:30- 各艦の特定の難しさ (小原敬史・東大生産技術研究所)
13:50- SSSとROV調査の比較 (柴田成晴・東陽テクニカ)
14:10- 特定された潜水艦達の軌跡 (勝目純也・海軍史研究家)
14:30- 海没処分潜水艦調査の意義 (古庄幸一・元海上幕僚長)
14:50- ディスカッション
15:45- 閉会
※本放送は、ラ・プロンジェ深海工学会主催の講演会
『
五島列島沖合に海没処分された潜水艦24艦の調査講演会
海底に斜めに突き刺さる伊58潜水艦』の生中継となります。
■調査結果のまとめ
「伊58」特定プロジェクト(ニコニコ大百科) へ
■調査海域:長崎・五島列島沖 約30km地点
■五島列島沖で処分された潜水艦(24隻)
伊36、伊47、伊53、伊58、伊156、伊157、伊158、伊159、伊162
伊366、伊367、伊402、呂50、波103、波105、波106、波107、波108
波109、波111、波201、波202、波203、波208
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■4日間にわたり実施された潜水調査の番組はこちら↓
[8/22(火)7時00分~]
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■結果報告記者会見の番組はこちら↓
[9/7(木)10時30分~]
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■竹達彩菜さんによる潜水艦紹介番組はこちら↓
[8/12(土)18時30分~]
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■「伊58」特定 事前予習番組はこちら↓
[8/12(土)20時~]
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■潜水艦での生活や戦いを描いた記録映画はこちら↓
[8/21(月)20時~]
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■潜水艦ソナー調査結果の講演会はこちら↓
[7/8(土)13時~]
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