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昔の建物を見にイク。。 (/--)/

(59分)

あいこん
【文翔館】( 旧県庁舎、旧県会議事堂 ) 明治9年に現在の山形県が成立した後、初代県令三島通庸の手によって明治10年に山形県庁舎が、また同16年に県会議事堂が旅篭町に建設されましたが、明治44年5月の山形市北大火により両棟とも消失してしまいました。ただちに同地で両棟の復興が計画され、大正5年6月に完成したものが現在の旧県庁舎及び県会議事堂です。設計は米沢市出身の中條精一郎を顧問として東京都出身の田原新之助が担当し、工事は山形県の直営で行われました。旧県庁舎及び県会議事堂は、英国近世復興様式を基調とした建物で、渡り廊下で結ばれています。旧県庁舎はレンガ造り3階建てで外廻りの壁面は石貼りで覆われています。昭和50年まで県庁舎として使用されていました。また、旧県会議事堂はレンガ造り一部2階建てで、当初から公会堂としての性格も併せ持って計画されました。このため議場の議員席も固定席ではなく、講演会や演奏会等さまざまな催しに使われていました。しかし、手狭であったために昭和5年新議事堂が建設され、その後旧議事堂は改造され事務室として使用されていました。昭和50年の県庁移転後は、両棟を文化財として保存することとなり、昭和59年12月に国の重要文化財に指定されました。その後、文化庁の補助を受けながら修理工事を進め、平成7年9月に10年におよぶ工事が完成しました。
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