• 147
  • 39
コメント

金玉神社にイク。。 q(^-^q)

(21分)

あいこん
金玉(きんぎょく)と読み、当時、南部に住む、とある座頭(ざとう:盲人)の名前になります。こちら金玉神社は、そんな座頭のお話になります。ある日、この金玉という座頭は、勾当(こうとう)の位を得るために京へ向かうことになりました。勾当とは、ひとつの官名にあたり、座頭の上位官名となります。相当世間的にも認められた座頭だったということです。しかしその途中、とある、ならず者につかまり、そのまま金玉は殺されてしまいました。しかし金玉は、その殺される間際、相手の名前を聞き、「こがねだまたくさんせつがいすぬしは、れいぼくはなはだしいやつ」というお経を唱え、それを朝夕に唱えるよう言い残し絶命されました。実はこの経、金玉がどこで誰に殺されたのかを示す暗号が隠されていたのです。それは、こんな感じです。「金玉大沢山(こがねだまたくさん)に殺害(せつがい)す主(ぬし)は鈴木甚八(れいぼくはなはだしいやつ)」そして金玉が中々帰って来ないことに心配した弟子が、このお経を聞きつけ犯人が判明し、「れいごくはなはだしい奴」と謳われた鈴木甚八は捕らえられ処刑されました。そんな当地では、金玉が葬られた地として伝えられ、別名「南部の国の座頭の塚」とも言われ以降祀られて行きました。このため、金玉神社では、この由緒をもって(盲人を祀っている言われから)参拝時には杖を奉納するといいます。 当社はこの金玉の墓と伝えられている。平成6年から平成20年にかけて施行された「泉大沢土地区画整理事業」に伴い、泉区大沢に遷座した。 【ご利益】旅行・交通安全、足病平癒、諸願成就。 (社殿が立派だと全てにおいて力を感じがちですが、神社の規模の大小の差異は、あくまで、信仰される方、規模の大小の差異であり、非常に小さな神社、祠の方に、非常に深い意味や言われがあることがありますので、見た目だけでは判断できません。)
親作品・子作品を見る