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Pixiaとそして気付いたら異世界に居た

(30分)

蒼焔
LV12
見たこともない植物に覆われた大地
時折聞こえる謎の咆哮……
そして、足音――

そう、私は今追われている
謎の追走者は一瞬、私を取り逃がしたようだが、それも何時まで持つか…極度の混乱と緊張が私を支配し、本能的に後ずさりをさせた。
(しまった!)と、そう思った時には既に遅かった。
飛び来る影は先の追走者に他ならない。
恐るべき力で地面に押さえつけられ、抵抗は不可能。最早成す術もない私は、ただ、祈りを込めて叫ぶしかなかった。

「っぁ…!食べないでください!!」

【よ う こ そ ジ ャ パ リ パ ー ク へ !】
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