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山寺にイク。 (´ω`)

(3時間59分)

あいこん
『山寺』は正式名称を「宝珠山(ほうじゅさん) 阿所川院(あそかわいん) 立石寺(りっしゃくじ)」といいます。平安時代の初期、貞観2年(860年)、第56代清和天皇の勅願によって慈覚大師、円仁(えんにん)が開山しました。 立石寺は、一山の総称で、その名の堂宇はありません。「根本中堂」が立石寺の本堂であり、中心道場でなのです。本尊の薬師如来のほか、伝教大師や文珠毘沙門の諸像が安置されています。 本堂となる根本中堂では、本山、比叡山延暦寺から移した『不滅の法灯』という物があり約1200年間、一度も消えることなく照らし続けている。 山寺にはいたる処に亡くなった人の戒名を書いた後生車や卒塔婆がたてられ、岩壁には刻まれた岩塔婆、墓碑などが至る処に納められています。このような習慣は「死後の魂は山寺に還る」と云うこの地方独特の庶民信仰なのだとか、霊場としての性格を今なお色濃く残している山寺。 大仏殿のある奥の院までは石階段が1015段あり、松尾芭蕉が『奥の細道』で「閑さや岩にしみ入る蝉の声」という俳句を詠んだ名所。
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