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千貫石ダム。。 おいし観音。。。

(30分)

あいこん
このダムは、天和2年(1682年)着工。 工事中何度も決壊したので、伊達藩の川田勘助や村人達は水神への捧げ物として「おいし」という19才の娘を銭1000貫で釜石から買い求め、二才の牛とともに100年の年季を限り、生きたまま石棺に入れて水中に沈め人柱にしたという。10年の歳月をかけ、元禄4年(1691年)完成。 おいしは目が見えなかったとも言われ、お金持ちの家へ嫁ぐと騙された際には喜んだともいう。 嫁入りの道を人柱にされるとも知らず野宿を重ねやって来たという。 その後、堤は完成したものの毎夜「闇いぞ、闇いぞ」「寒いぞ、寒いぞ」などと声がしたので世間ではおいしと牛の怨霊だろうと噂された。 また、川田一族は二十一回りまで死に絶え、おいしに関わり合いをもった家は代々他人継ぎにて一切子どもが生い立たなかった。 それから約90年経た安永6年(1777年)5月30日から7日7晩降り続いた雨で堤防は決壊し人畜や田畑、流失家屋に甚大な被害が出た。 その際に36㍍もの青光が流れ出たので人柱の怨霊と言われた。 その後昭和5年県営事業大改築着工、15年竣工今日に至っているが、 昭和50年千貫石部落の婦女や工事関係者の夢枕にたびたび人柱が現れたので千貫石土地改良区に賛同を求め、役員や関係者、及び組合員2000名などによりおいし観音を建立し人柱の冥福と千貫石堤の永久安泰を祈願することになった。 おいしは観音が建立され呪縛から解き放たれたとする霊能者?の説がありますが、この地域では不可解な死や怪死がたびたびあるそうです。 近くの温泉宿にも出るそうで、以前は深夜一人で露天風呂には行かないでくださいとの張り紙が貼っていた。 露天風呂での溺死。 宴会中の突然死。 ダムでは毎年のように自殺がある。 女の人の悲鳴やらぶつぶつ呟く声、笑い声などが聞こえる。 とにかく異音が多い。 おいし観音像の首に縄をかけ28才の男が自殺。 白い子供の姿。 白い女の子の姿。 子供連れの家族が遊びに来ると、子どもが親の目に見えない何者かにバイバイと手を振る光景をよく見るそうです。 このダムで 不思議な子供や女性を見た、また不可解な出来事のあった旅館宿泊者や釣り人などが地元の人にそれらを話すると、あぁまたか… と言われるそうです。
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