日本外国特派員協会主催による
早野龍五 東京大学大学院教授および、
小野寺悠さん(福島県立福島高等学校3年 スーパーサイエンス部放射線班)
の記者会見を生中継いたします。
福島第一原発事故が起きた福島県と、他県や外国のそれぞれの高校生が受ける
外部被ばく線量について、福島高校の生徒が中心となって比較検討した研究論文が、
2015年11月27日、放射線防護に関する国際的な専門誌「ジャーナル・オブ・
レディオロジカル・プロテクション」に掲載されました。
(実際の論文は ⇒ こちら)
論文内容は、福島・横浜・神戸・フランス・ポーランド・ベラルーシなどの
高校生200人以上が共著者となり、各地の参加者が2週間、線量計を身に付け
行動記録を含めて解析したところ、地域によって線量の差は
年換算で1ミリシーベルト程度であることが判明。福島県内では、
放射性セシウムの影響はあるものの、土壌に含まれる自然放射線量が低いため、
福島と他地域とでは外部被ばく線量の差はほとんど変わらない、と結論付けています。
【会見者】
早野龍五 東京大学大学院理学系研究科教授(原子物理学者)
Twitter:@hayano
小野寺悠さん(福島県立福島高等学校3年 スーパーサイエンス部放射線班)
関連番組
「東日本大震災 3.11特集」チャンネルページは ⇒ こちら
「原発について」100万人アンケート 集計結果ページは ⇒ こちら
■ニコニコニュースのFacebook、Twitterもご利用ください。