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三鷹・星と宇宙の日2015 講演会2 「生命の起源にせまるアストロバイオロジー」

CH
(1時間06分)

国立天文台チャンネル提供:大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 国立天文台
講師:山岸 明彦(東京薬科大学 教授)

生命は今から40億年前に誕生しました。
生命は、どこでどのように誕生したのでしょう。生命は宇宙からやってきた有機物を材料として誕生した可能性があります。しかし、宇宙でできた有機物だけでは十分でなく、地球上でつくられた有機物も生命の誕生には必要でした。生命がどのように誕生して、どのように進化してきたのか。生命科学の研究と宇宙の研究の共同作業で、生命の起源がだんだんと明らかになってきています。
太陽系の中には生命はいないのでしょうか?太陽系の探査が急速に進み、地球以外でも有機物が見つかっています。火星では、時々であれば、水がでていることもわかってきました。火星には有機物があることもわかってきました。土星や木星には氷でできた衛星が有ります。その中のいくつかには、氷の下に海があることがわかってきました。土星の衛星エンセラダスには、有機物もあり、氷の下の海には熱水がでていることもわかりました。土星の衛星タイタンにも大量の有機物が見つかっています。タイタンの表面にはメタン・エタンでできた湖があることもわかってきました。火星、氷衛星、タイタンに生命はいないでしょうか?いるとすれば、どのような生命で、どうやって探せば良いのでしょう。皆さんと考えてみましょう。

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