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【生放送】村上裕一×東浩紀「アイロニーは国を滅ぼすのか? —— 『ネトウヨ化する日本』刊行記念」 @murakami_kun @hazuma

CH有料
(7時間15分)

ゲンロン完全中継チャンネル提供:合同会社ゲンロンカフェ

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【ゲンロンカフェ入場券はこちら http://peatix.com/event/34744/ 】

社会問題化する「ネトウヨ」。

在特会の活動が注目を集め、「ヘイトスピーチ」が流行語となり、書店には嫌韓・日本賛美の書籍が並ぶ。村上裕一の新著『ネトウヨ化する日本』では、この新たな保守層を「フロート(新中間大衆)」と名づけている。フロートは思想的なバックボーンを持っているわけではない。周囲の空気を読み、情報の真偽よりも臨場感を重視し、まとめサイトの動員に従って行動する。当初は2ちゃんねる的な「あえてネタに乗る」アイロニーでふるまっているつもりでも、いつしか「あえて」であったことを忘却してしまう。その結果起こるのが、「炎上」と呼ばれる過剰に道徳的な反応である。では私たちは、そのような大衆にどのように向き合うべきなのだろうか?
村上は、「決断」を迫るアイロニーに対抗するには「逡巡」のためのヒューモアが必要であり、それこそが「文学」の役割だと説く。しかし、そもそもはそんな「文学」が機能しないからこそ、この過剰なアイロニーの世界は生まれたのではなかったか?ゼロ年代批評はネトウヨに勝てるのか?

気鋭の批評家村上裕一と、道場主の東浩紀が対峙する初めての公開対談。現代における「文学」の役割を再考し、ネトウヨの陥穽から出る処方箋を探る。
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