東大特任教授w・
大塚英志が贈る
ニコニコアカデミー『世界まんが塾』開講
世界まんが塾、3回目。
もう一度、おさらい、アップの正しい使い方。編集者に新人が原稿を見てもらうと、
よく「アップが多すぎる」というアドバイスをする人がいます。
しかし、「アップ」には最低でも4種類あり、その使い方を知るだけで
表現のバリエーションは広がります。意外と教えてもらえない基本中の基本です。
今月も大塚は世界を放浪中で、この予告は11時間飛行機に乗ってたどりついた
コペンハーゲンで書いています。あしたは、ベトナム系デンマーク人のオタクな人の紹介で、
電車で4時間半かけて、発音の仕方さえわからない街の大学でワークショップです。
趣味で始めたにしてはしゃれにならなくなってきました。昔の「水曜どうでしょう」
みたいになってきました。天竺は北欧にはない気がします。
できたらデンマーク人のワークショップの作例や同人誌も紹介します。
使用テキスト:石ノ森章太郎「龍神沼」、大塚英志「映画式まんが家入門」
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(個人情報をいただくのは、石森先生の著作物に基づくシナリオなので、その管理のためです)。
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【プロフィール】
大塚 英志(おおつか えいじ)
1958年生まれ。まんが原作者、批評家。国際日本文化研究センター研究部・専任教授。東京大学大学院情報学環・特任教授。
石ノ森章太郎先生の『まんが家入門』を読みまんが家を志すがあっさり挫折。
徳間書店時代、時給450円のアルバイトだったのに石ノ森正太郎先生の『幻魔大戦』の担当編集者にいきなりさせられ、
石ノ森先生のネーム(絵コンテ)を目の前に、先生から直接ネームの見方を教わる。まんが家にはなれなかったが原作者にはなれた。
まんが原作作品として『多重人格探偵サイコ』『アンラッキーヤングメン』『木島日記』(以上角川書店)、
批評として『「捨て子」たちの民俗学』(角川選書/第五回角川財団学芸賞受賞)、
『サブカルチャー文学論』(朝日文庫)、『物語論で読む村上春樹と宮崎駿』(角川Oneテーマ21)などが
ある他、
『キャラクターメーカー』『ストーリーメーカー』『映画式まんが家入門』『物語の命題』
(以上アスキー新書)
などの創作論でも知られる。