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連続大量差別葉書事件から今を考える 浦本誉至史×辛淑玉

CH
(1時間02分)

のりこえねっとTV提供:「のりこえねっと」 -ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える 国際ネットワーク-
2003年から2004年、部落出身者やハンセン病患者に対し、数百回もの差別はがきの送付など嫌がらせ・脅迫が行われました。被差別者同士をも陥れるような行為もあり、関係者が必死に犯人を捜し、真相究明につとめた結果、2004年10月に犯人が脅迫罪で逮捕されたのです。犯人は、懲役2年の実刑判決を受け服役。出獄後、2008年に行われた糾弾会では、「逮捕されて裁判などで被害者の生の声を見聞きしなければ、問題が理解できなかった。(中略)被害者に心から謝罪し、もう二度と差別をしないことを誓う」と反省し謝罪の弁をのべています。今回の放送では、著しい脅迫被害を受けながら、差別者=犯人とその後関わりを持ってきた浦本さんに、当時の心境・犯人との対話、ヘイトスピーチが街頭で広げられるようになった現在の日本社会への警鐘など、辛淑玉共同代表がお話しを伺います。(この放送の前段午後6時半からにセミナーも大久保地域センターで開催されます。こちらにもご参加ください)【浦本誉至史(うらもとよしふみ)さんのプロフィール】1965年、兵庫県の被差別部落に生まれる。1984年地元の高校を卒業後、進学のため東京に。そのまま現在まで東京都に在住。1989年から部落解放同盟東京都連合会に勤務、その後2005年4月から2013年7月末まで公益社団法人東京部落解放研究所に研究員として勤務(主要研究分野は「近世江戸の被差別民衆史」)。2013年7月末に東京部落解放研究所を退職、現在はフリー。2003年から2004年にかけておこった「連続・大量差別はがき事件」の代表刑事告訴人でもある。
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