平成26年・新春　東京中央卸売市場　築地市場『初市』

日本最大、かつ世界最大の市場である東京中央卸売市場　築地市場の平成26年・新春『初市』の模様をお届け致します。

水産物部・青果部の新年挨拶のほか、冷凍マグロ・青果部宝船の初せりの模様を収録予定です。

『築地市場』とは、
東京都中央区築地にある公設の卸売市場。東京都内に11か所ある東京都中央卸売市場のひとつだが、その規模は日本はおろか世界最大の市場である。
江戸時代から東京の食品流通を担ってきた日本橋魚河岸をはじめとする市場群が、1923年（大正12年）9月に起きた関東大震災で壊滅したのを受け、12月、隅田川や汐留駅といった水運、陸運に恵まれていた旧外国人居留地（築地居留地）の海軍省所有地を借り受けて臨時の東京市設魚市場を開設したのが、築地市場の始まりであり、現在の位置（京橋区築地）に東京市中央卸売市場が開設したのが1935年（昭和10）。

築地市場の扱う生鮮品の良さや食堂棟のグルメがマスコミに頻繁に取り上げられるようになったこと、築地市場の売り上げの減少により業者以外の入場規制の解除を行い観光客の誘致を働きかけるようになり、一般の見学客や購買客が大勢訪れるようになった。現在は東京の観光ガイド本はもちろん、外国人向けガイドブックにも築地が取り上げられ、日本の観光地の一つとなっている。

＊本放送は、1月5日早朝に行われた初市の模様を収録したものとなります。

■東京都中央卸売市場　http://www.shijou.metro.tokyo.jp/