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【ヤノベケンジに聞く「アートと震災・福島」】津田ブロマガeXtreme #16

CH有料
(4時間43分)

津田大介チャンネル提供:neo-logue inc.

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1997年に、ガイガーカウンター付き放射能感知服を着てチェルノブイリ事故後の居住禁止区域「ゾーン」などを訪ねる「アトムスーツプロジェクト」を発表するなど、社会的メッセージを含む作品群が国内外で高い評価を受ける現代美術作家・ヤノベケンジ氏。

大阪万博、阪神・淡路大震災、オウム事件、そして東日本大震災ーーいくつかの契機となる出来事を迎え、活動テーマを「サヴァイヴァル」から「リヴァイヴァル」へ変えてきたというヤノベさんのこれまでの作品や活動を貴重な画像や映像を見ながら紹介。作品づくりにまつわる経験や葛藤についてたっぷり2時間お話を伺います。

(ヤノベケンジ氏 プロフィール)
「未来の廃墟」であった大阪万博の跡地で幼少期を過ごしたことを創作活動の原点と位置づけ、サブカルチャーによる造形美と物語性とを巧みに織り交ぜながら、大型機械彫刻を制作。90年代は、ガイガー・カウンターを装備した《アトムスーツ》を自ら着用し、原発事故後のチェルノブイリを訪れるなど、世紀末的なサヴァイヴァル・プロジェクトで注目を集めた。しかし新世紀を迎えると、制作テーマをリヴァイヴァルへと移行させると同時に「太陽」をシンボルに掲げ、「未来の廃墟」から2本足で立ち上がる3mの人形《スタンダ》や、解体されたエキスポタワーの断片から生命の塔を再生させる計画など、次世代に向けてポジティブなメッセージを強く打ちだすようになる。そして東日本大震災後は、希望のモニュメントとして、防護服のヘルメットを脱いだ6mの子ども立像《サン・チャイルド》を発表し、太陽の塔の広場や第五福竜丸展示館、モスクワやイスラエルなどの世界規模で巡回を続けている。

公式サイト:http://yanobe.com/
ツイッター: @yanobekenji
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