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【4/17収録】[ゲンロンスクール]開沼博 「『漂白される社会』~闇の中の社会学入門」第3回(全3回)

CH有料
(2時間19分)

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本講座では、2013年3月に刊行された『漂白される社会』の内容に沿いながら権力・メディア・情報化・貧困・グローバル化・家族・社会福祉・犯罪などのトピックと現代社会の関係を考える。とは言え、カタイ話になりそうだと身構えないでほしい。
ケーススタディとして「売春島」「ホームレスギャルの移動キャバクラ」「闇カジノ・野球賭博」「外国人偽装結婚」「没落バブル紳士と生活保護」「激安シェアハウスの現在」など、下世話で、身近ではないにしても多くの人にとって興味を持てる対象が切り口となるからだ。
そもそも『漂白される社会』は、ダイヤモンド・オンライン「闇の中の社会学~「あってはならぬもの」が漂白される時代に」の全15回に及ぶWEB連載に大幅な加筆修正を加えたものだが、WEB連載時は1つの記事だけでも200万PVを超える閲覧数を集めたこともあった。一見「目を背けたくなる」ような社会の周縁にある種々の存在に映る、近代化の果てに現れた真実を通して考察を深める。

講師プロフィール
開沼博
1984年福島県いわき市生まれ。福島大学うつくしまふくしま未来支援センター特任研究員。東京大学文学部卒。同大学院学際情報学府修士課程修了。現在、同博士課程在籍。専攻は社会学。著書に『フクシマの正義「日本の変わらなさ」との闘い』(幻冬舎)『「フクシマ」論 原子力ムラはなぜ生まれたのか』(青土社)『地方の論理 フクシマから考える日本の未来』(同、佐藤栄佐久氏との共著)『「原発避難」論 避難の実像からセカンドタウン、故郷再生まで』(明石書店、編著)など。学術誌の他、「文藝春秋」「AERA」などの媒体にルポ・評論・書評などを執筆。第65回毎日出版文化賞人文・社会部門、第32回エネルギーフォーラム賞特別賞。
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