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【8/17収録】岩田健太郎「中国の鳥インフルエンザ問題から考える、21世紀の感染症診療とは」

CH有料
(1時間29分)

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中国でアウトブレイクを起こした鳥インフルエンザA(H7N9)。
この感染症「だけ」に注目することが、全体としての感染症対策を困難に、そして窮屈にしている。2009年のパンデミックのときの反省がまだ充分に活かされていない、日本は感染対策の後進国である。
コッホやパスツールの時代、20世紀的な感染症の概念は21世紀には通用しない。しかし、いまだ日本は20世紀型の思考に囚われている。では、なぜ後進国なのか。どう考えればよかったのか。インフルをネタに、感染症全体、そして病気全体に風呂敷を広げて考えてみたい。

岩田健太郎
神戸大学大学院医学研究科微生物感染症学講座感染治療学分野 教授神戸大学都市安全研究センター感染症リスク・コミュニケーション研究分野 教授【略歴】1997年島根医科大学(現・島根大学)卒業。沖縄県立中部病院研修医、コロンビア大学セントクルース・ルーズベルト病院内科研修医を経て、アルバートアインシュタイン大学ベスイスラエル・メディカルセンター感染症フェローとなる。2003年に中国へ渡り北京インターナショナルSOSクリニックで勤務。2004年に帰国、亀田総合病院(千葉県)で感染内科部長、同総合診療・感染症科部長歴任。2008年より現職。
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