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ゲスト梁澄子さん 日本軍「慰安婦」”問題”の20年

CH
有料
(59分)

北原みのり「女のワイドショー」提供:ラブピースクラブ
本音を本気で自由に語り合う「女のワイドショー」、第6回目のゲストは梁澄子さんです。
1991年8月14日、金学順さんが日本軍「慰安婦」であったことを名乗りでました。
あれから20年以上経った今年、8月14日、私は新宿を歩きました。
金学順さんが声をあげた8月14日を「国連メモリアルデー」にしようという運動の一環で行われるデモに参加したのです。

「慰安婦」女性の写真を持って歩く高齢女性に向かって、カウボーイハットをかぶった中年男が「その売春婦誰〜!?」とからかってきたり。若い女性が「私のおじいちゃんは、そんなことしてなーい!!!」と沿道で泣き叫んでいたり。彼らからは、「慰安婦」問題は、韓国と日本の闘い、日本の威信をかけた闘い、というような気持ちでいるのを感じました。そんな正義、そんな大義名分を背負っていると人は、自分よりもずっと年上の小さな背中をした白髪の女を楽しげに罵ったりバカにできるんだ。そのことの気持ち悪さを全身で感じながら、新宿の街は私には今までになく暗く映ったのでした。

いったいこの20年間に、何が起きたのだろうか。
私たちが立っている今、を、過去から見つめ直し。これからの言葉と想像力を鍛えるために、梁澄子にお話を伺います。

梁澄子さんのプロフィール
 在日朝鮮人「慰安婦」被害者、宋神道さんの裁判支援運動を中心に、1990年代初めから日本軍「慰安婦」問題に関わる。現在、「戦争と女性の人権博物館日本建設委員会」代表、「日本軍『慰安婦』問題解決共同行動2010」共同代表。共著『オレの心は負けてない』(樹花舎、2007年)、訳書『20年間の水曜日』(東方出版、2011年8月)等。

梁澄子さんへの質問、コメントをお待ちしています。
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