日米ともに低い傾向が目立つ若い世代の投票率。そうした状況を変えるため、これまでに600万人以上の若者を動かし、投票するために欠かせない有権者登録につなげたムーブメントがあります。その名もRock the Vote。「票を揺らせ/動かせ」を意味するこの団体は音楽やポップカルチャー、テクノロジー、それに草の根活動を通して若者の投票を促してきました。選挙の争点や候補者についての情報提供や、若者と深いテーマに注意を払うよう政治家への働きかけなども行っています。
そのRock the Vote幹部のアマンダ・ブラウンさん(27歳)が緊急来日。オバマ大統領の選挙キャンペーンスタッフを振り出しに、ホワイトハウスや米エネルギー省の中枢でも勤務した経験を持つアマンダさん。若い世代の参加が伸びてきた最近の大統領選挙を例に、若者と政治をつなげようというRock the Voteの活動と熱い思いを伝えます。なぜ若い世代の政治参加が大切なのか、どうすれば政治にもっと参加できるのか、そして若者の一票がどう社会や政治を変えるのか? あなたのハートを揺さぶる、アメリカ民主主義の現場からの報告です。