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Big Brother is watching you ユタ州に巨大監視センターを建設する国家安全保障局

CH
(30分)

デモクラシーナウ!提供:デモクラシー・ナウ・ジャパン
かわら版第1号と対応しています

米政府は内部告発者にすさまじい弾圧を加えています。機密情報の漏えいに対してスパイ防止法(Espionage Act)という重罪を適用し、脅しをかけているのです。その第一号の標的になったのが国家安全保障局(NSA)の元職員トーマス・ドレイクです。彼や同僚などの勇敢な告発によって、他国の通信情報を収集分析するのが任務のはずの諜報機関NSAが、米国内での個人の通信情報も傍受するプログラムを開発していることが明るみに出ました。そんな中、NSAがユタ州の奥地に密かに巨大なデータセンターを建設して、すべての通信情報をため込んでいるという不気味な報道が出てきました。

ゲスト
*ジェイムズ・バンフォード(James Bamford)調査報道記者。ワイアード誌に"The NSA Is Building the Country’s Biggest Spy Center (Watch What You Say)"(NSAは巨大監視センターを建設中~ 壁に耳あり)という記事を発表し、ユタ州の巨大データセンター建設をスクープした。 1980年代からNSAに関する調査報道を続け、その存在を明るみに出すことに貢献してきた。著書は、 The Shadow Factory: The Ultra-Secret NSA from 9/11 to the Eavesdropping on America などが有名。
*トーマス・ドレイク(Thomas Drake)国家安全保障局(NSA)の内部告発者。2011年のライデンアワー賞を受賞し、サム・アダムズ賞をジェスリン・ラダックと共同受賞
*ジェスリン・ラダック(Jesselyn Radack) 元法務省倫理顧問。現在は米国の中心的な内部告発団体Government Accountability Project(政府説明責任プロジェクト)で国家安全保障および人権問題を担当。新著はTRAITOR: The Whistleblower and the "American Taliban"(『反逆者 内部告発者とアメリカのタリバン』)
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