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【インタビュー特番】痴漢と疑われて「自殺」した青年の母は何を思うのか?

CH
(44分)

2009年12月11日、一人の青年が東京の地下鉄で自殺しました。
女子学生のお腹を触ったという痴漢の容疑を掛けられ、
警察署で取調べを受けた直後の悲劇でした。

その後、青年が携帯していたボイスレコーダーが見つかり、
取調べで一貫して犯行を否定していた青年の肉声が明らかになりました。
彼はむしろ、女子学生の仲間から暴行された「被害者」だと主張していたのです。

その青年、原田信助さん(当時25歳)の母親である尚美さんは、
息子は冤罪の被害者であり、警察から違法な取調べを受けたとして、
警視庁(東京都)を相手取り、損害賠償を求める裁判を起こしました。

今年の12月11日は、信助さんの3回目の命日です。
法要が営まれるその日に、母・原田尚美さんに、
裁判の行方や現在の心境について、うかがってみたいと思います。

【出演者】
渋井哲也(フリーライター) Twitter: @shibutetu
原田尚美(原田信助さんの母親) Twitter: @harada1210

【参考記事】
「息子は痴漢の犯人ではない」無実信じる母親の訴え続く → http://goo.gl/kXbJL
「痴漢容疑の警視庁取り調べは違法」 息子を失った母、東京都を提訴へ → http://goo.gl/qcp9u
構内の証拠ビデオの提出を求める〜警察の違法捜査を問う、痴漢冤罪後自殺した青年の母 → http://goo.gl/0C3k2

【原田尚美さんの支援】
この番組では、裁判を続ける原田尚美さんを支援するため、募金を呼びかけています。
ご関心のある方は次のページにアクセスしてみてください。→ http://goo.gl/BUufF

(制作協力:亀松太郎/三好尚紀)
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フリーライターの渋井哲也のブロマガです。 若者の生きづらさ、自殺、自傷などを取材し てきました。東日本大震災も取材しています (震災取材は、阪神大震災以来です)。 また、平成18(2006)年度厚生労働科学研究費 補助金エイズ対策研究事業「日本の性娯楽施 設・産業に係わる人々への支援・予防対策の 開発に関する学際的研究」の研究協力者もし ていま した。