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スクーターを助けて!(第2部)

(1時間49分)

okasing
私はスクーターを持っている。

正確には原付と呼ばれるものであるのだけれど私は『かにくくさ』と愛称をつけて愛車としていた。
思えばいろいろなところへ行った。
左は清水、斜め左上は諏訪湖、上は日光、右は鴨川。
ベルトやプラグやタイヤなどを新調したりもした。
この間なんてバッテリーまで取り替えた。
しかしながら、乗り始めてから約4年、このスクーターは雨が降ると何故かエンジンがかからなかったり、
かかったとしても停車状態になるとエンジンが自動停止してしまうという、びっくり機能が搭載されてしまったのである。
この機能がまた面白いもので屋根の下においても発症、しかし雨がやんで車体が乾くと元通りになる。
・・・と思っていた5日前、台風でも着たかのような大雨が降ったあの日。
1日中雨ざらしにはなっていたけれど、雨もやみ、さて帰るかと思いエンジンをかけようとしたらばかからない。
『なあに、今までそうだったようにしばらく挑戦し続ければ問題なく帰宅の徒につくことができるさ』
そう思っていた。
暗くて寒い職場の敷地内で30分ほどエンジンをかけ続けたが全く着かず。
しかし希望を捨てることなく、翌日には何事もなくかかることを信じて・・・押して帰ったのであった。

あれから数日、毎日エンジンをかけているがなしのつぶてである。

そして今日、スクーターの件で何度もお世話になったリスナーさんがやってきてくれます。
エンジンがかかればこの後、スクーターで出勤。
直らなかったら職場に行き、お泊り確定。

どうなる!?

犯罪誘発表現は禁止、過度な卑猥表現は避け、ギリギリのラインでお願いします。
尚、どうしても言いたい場合は直接来ていただくかスカイプの音声チャットでお願いします。
ツイッター:okasing
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