突っ込みどころ満載!!
Z級映画特集 巨大生物&変なモンスター13DAYS!!映画「人喰い怪物ゴブリン」伝説の人喰い怪物が目覚めたとき、町は血に染まるー!
人喰い怪物ゴブリンが、殺戮の限りを尽くす!!●Z級映画評論家 中野ダンキチのコメント(※プロフィールはページ下へ)この作品をヘッドホンで楽しもうとされている方、うっかり「ヒャッ!」とか叫ぶことになるかもしれませんよ~。
最近ではめっきり少なくなってしまった、映像&音の組み合わせで
ビックリドッキリさせてくれるシーンが何箇所か出てまいります。
どうぞご注意ください。
さて、この作品のメインはゴブリン。
どんな姿か気になる所でしょう。
黒い布をかぶり、かなり小ぶりな頭持ったやせ型。
鋭い歯を見せながら”クワっ”と威嚇する姿は恐怖感もあり…ですが、
黒いつぶらな瞳を持っていたりするので、アップになるとちょっと可愛く見えなくもない!?
しかも”人喰い”との触れ込みはあるものの、実際に食べるシーンは無し。
両腕を使ってシャシャっと長い爪を使って引っ掻く姿は、どことなく子供のケンカのよう。
また臭いがきついということですが、さすがに画面からは伝わってきませんので、当たり前ですがご安心を。
あからさまなツッコミポイントは、パトカーの扉を開くシーン。
1回開ければいいところをなぜか3回開けてしまいます。
ラストになるに連れて、どんどんテンポ良く進行してくれて盛り上がっていきますが、
良い意味でも悪い意味でもコメント欄が荒れそうな展開が待ち受けております。
最後の最後まで、気を抜かずにどうぞお楽しみを!
●要注意ツッコミ増量時間帯24分頃 双子の姉妹が…
42分頃 マウントポジション!
47分頃 意外にかわいいゴブリンの顔
56分頃 なぜか3回開いてしまうパトカーの扉
●STAFF&CAST監督:ジェフリー・スコット・ランドー
出演:ギル・ベローズ
トレイシー・スピリダコス
カミール・サリヴァン
●STORYハロウィンを目前にしたある日、一家は静かな田舎町にやってきた。
一見穏やかであるが閉鎖的な住民たちは、一家の赤ん坊を見て態度を変える…。
この町には暗い過去にまつわるある伝説があったのだ。
ハロウィンの日に、ゴブリンが人を殺して赤ん坊を奪いにくるというのだ。
そして森に囲まれた彼らの家に、何かが襲い来るー!
(C)2010 GOBI PRODUCTIONS INC.
●Z級映画ってなんだ?(by中野ダンキチ)A級やB級ってのは聞いたことがあるけど、Z級って何?
そんな風に感じる方も多いでしょう。
元々映画界では、A級、B級というのは、予算を表す言葉として使われてきました。
しかし現在ではB級映画と表記していると、予算だけではなく、
ちょっと”ワケあり”だったりするときに用いられているようになってきています。
その流れを受けて、『Z級映画』といえば推して知るべし…。
『大いにワケあり』とお考えいただければと思います。
しかしそのZ級。もちろん定義も色々あるかと思います。
今回は私なりのZ級映画判断基準、思わず『ヒドい!』という言葉を
使いたくなってしまう作品をチョイスさせていただきました。
その中でも特集テーマは巨大生物&変なモンスターが登場する作品。
王道のカルト作品と呼ばれるものから、タイトルだけでも何コレ?
ってなってしまうものまで様々です。
眉間にシワを寄せて見れば「つまらん」なんて切り捨ててしまうかもしれない作品でも、
「ヒドイ」っていいながら笑ってしまえば話は別。
見方一つで楽しさは変わります。
また、その感覚は一緒にご覧になる人が多い中で共感できれば、さらに倍増します。
至極の13本。
どうぞご遠慮なく「ヒドい!」とツッコミ入れつつ、お楽しみ下さい。
普段は傍観者のアナタも、今回ばかりはどうぞご参加を!! ●中野ダンキチ「シベリア超特急」に魅せられ水野晴郎事務所入り、
以降最後のスタッフ兼出演者として活躍の後、Z級映画評論家として独立。
未公開映画・Z級映画作品を紹介することをライフワークとし、
各種マスコミ媒体への出演や映像製作、イベントなどを行う。
2006年より「ブラボー映画グランプリ」と称し、1年の総決算として独自見解の賞を選定している。
特に、”ヒドい”とする作品のチョイスと独自観点の作品の楽しみ方に定評がある。
現在放送中のFMヨコハマ「Unfactory」(毎週水曜 26:00~)では、
ラップで映画を紹介を行うなど、これまでにない映画の紹介方法にもチャレンジ中。
公式WEBサイト
http://eigax.com/