• 51,205
  • 53,737
コメント

巨大生物&変なモンスター特集 映画「蛾人間モスマン」鑑賞会

公式
(1時間30分)


突っ込みどころ満載!!
Z級映画特集 巨大生物&変なモンスター13DAYS!!



映画「蛾人間モスマン」


体長2メートル超!!
蛾人間モスマンが、人々を恐怖に陥れる―!


●Z級映画評論家 中野ダンキチのコメント(※プロフィールはページ下へ)
moth=蛾、man=人間ってことでモスマン。
だからこのタイトルは、よくよく考えてみれば「蛾人間、蛾人間」。
”チゲ鍋”(チゲは鍋を表す言葉)みたいな表現ですね。
さて、このモスマン。
アメリカのウェストヴァージニア州ポイント・プレザントに現れたとされるU.M.A(未確認生物)。
目は赤く光り、背中には翼が生えていて…という出で立ち。
作品中では、ガラスやカガミなど光を反射するものから出てきますが、テレビの画面からもヌヌっと登場。
貞子を彷彿とさせるスタイルには度肝を抜かれます。
出現条件は、過去に殺人を犯したものを殺しにやってくるという、”目には目を”的なスタイル。
モンスターとして主人公達に襲いかかってきますが、冷静に考えてみると悪い事をしたのは一体???
終盤部は、人間達とモスマンの関係性が、乱れに乱れる謎の大バトルロワイアルが待ってます。
混沌としたモンスターバトルをどうぞご覧ください。

●要注意ツッコミ増量時間帯
45分頃 貞子バリにTVから
56分頃 そんなところからも!
71分頃 まさかの開き直りの展開


●STAFF&CAST
監督:シェルドン・ウィルソン
出演:ジュエル・ステイト
コナー・フォックス
スージー・アブロマイト

●STORY
普段は穏やかな街ポイント・プレザント。
キャサリンや仲間は湖に遊びに来ていたが、
いたずらが行き過ぎて仲間のひとりが溺死してしまう。
彼らはそれを事故に見せかけようと…。
それから10年。記者になったキャサリンは
久しぶりに故郷の街に帰ってくる。
しかし再会した友人たちが
次々に不可解な死を遂げるのだった。
それは街に古くから語り継がれる伝説の怪物
モスマンの仕業であった―!

(C)2010 Mothman Productions LLC. All Rights Reserved.


●Z級映画ってなんだ?(by中野ダンキチ)
A級やB級ってのは聞いたことがあるけど、Z級って何?
そんな風に感じる方も多いでしょう。
元々映画界では、A級、B級というのは、予算を表す言葉として使われてきました。
しかし現在ではB級映画と表記していると、予算だけではなく、
ちょっと”ワケあり”だったりするときに用いられているようになってきています。
その流れを受けて、『Z級映画』といえば推して知るべし…。
『大いにワケあり』とお考えいただければと思います。
しかしそのZ級。もちろん定義も色々あるかと思います。
今回は私なりのZ級映画判断基準、思わず『ヒドい!』という言葉を
使いたくなってしまう作品をチョイスさせていただきました。

その中でも特集テーマは巨大生物&変なモンスターが登場する作品。
王道のカルト作品と呼ばれるものから、タイトルだけでも何コレ?
ってなってしまうものまで様々です。

眉間にシワを寄せて見れば「つまらん」なんて切り捨ててしまうかもしれない作品でも、
「ヒドイ」っていいながら笑ってしまえば話は別。
見方一つで楽しさは変わります。
また、その感覚は一緒にご覧になる人が多い中で共感できれば、さらに倍増します。
至極の13本。
どうぞご遠慮なく「ヒドい!」とツッコミ入れつつ、お楽しみ下さい。
普段は傍観者のアナタも、今回ばかりはどうぞご参加を!!



●中野ダンキチ

「シベリア超特急」に魅せられ水野晴郎事務所入り、
以降最後のスタッフ兼出演者として活躍の後、Z級映画評論家として独立。
未公開映画・Z級映画作品を紹介することをライフワークとし、
各種マスコミ媒体への出演や映像製作、イベントなどを行う。
2006年より「ブラボー映画グランプリ」と称し、1年の総決算として独自見解の賞を選定している。
特に、”ヒドい”とする作品のチョイスと独自観点の作品の楽しみ方に定評がある。
現在放送中のFMヨコハマ「Unfactory」(毎週水曜 26:00~)では、
ラップで映画を紹介を行うなど、これまでにない映画の紹介方法にもチャレンジ中。

公式WEBサイト http://eigax.com/