突っ込みどころ満載!!
Z級映画特集 巨大生物&変なモンスター13DAYS!!映画「アタック・オブ・ザ・キラートマト」ティム・バートン監督『マーズ・アタック!』(98)の元ネタにもなった、
映画史上に燦然と輝く“おバカ映画の金字塔”
殺人トマトが人間を襲い始める!!●Z級映画評論家 中野ダンキチのコメント(※プロフィールはページ下へ)正に『キング・オブ・キングス』なZ級タイトル作品がご覧いただけるチャンスがやってまいりました。
”トマトが人間を襲う!”という、誰がどう聞いても笑ってしまうこの設定。
これは、タイトルを知ってる方も知らない方も見るしかない!
時には、コロコロと転がり。
時には人間サイズに巨大化してズズズと迫り(台車に鎮座して…)。
時にはフィルムの逆回転でポーンポーンと軽やかに階段を上がり。
時には、ジューシーな本物もたっぷりと。
これでもか!とトマトが人を襲ってきちゃいます。
至ってバカバカしいのですが、トマトの存在感も相まって、これが正に愛すべきバカバカしさ。
そしてトマト以外でも、狭い部屋でのギュウギュウな会議、突如現れる激安情報のテロップ、
決してパラシュートを外さない軍人、などなど。
しつこい位に随所に不条理ギャグが挟み込まれております。
全編に渡ってツッコミ放題!
真っ赤なトマトの恐怖(?)の暴走劇をどうぞご堪能ください。
●要注意ツッコミ増量時間帯8分頃 狭い部屋での会議
20分頃 車をトマトが襲う!
40分頃 巨大なトマトが飛んでくる!
60分頃 トマトVS人間
74分頃 トマトがスタジアムに
●STAFF&CAST監督・脚本・編集:ジョン・デベロ
出演:デヴィッド・ミラー 『メイフィールドの怪人たち』
ジョージ・ウィルソン 『パルムの僧院』
シャロン・テイラー
“ロック”ピース
アーニー・メイヤース
ジャック・ライリー 『メル・ブルックスの大脱走』
●STORYある日突如として全米に殺人トマトが現れ、次々と人間を襲い始めた。
犠牲者が続出し、この事態を深刻とみた軍は会議を開き、
対トマト用に開発したアンドロイドのテストを行うがあっけなく失敗。
今度は対トマト要員のスペシャリストたちを召集し、トマトたちと戦わせるが全く歯が立たない。
日に日に増え続けるトマトたちは巨大化し、ついには軍対巨大殺人トマトたちの全面戦争が勃発、
街は大パニックに陥る。
(c)1978 Killer Tomato Entertainment.
●Z級映画ってなんだ?(by中野ダンキチ)A級やB級ってのは聞いたことがあるけど、Z級って何?
そんな風に感じる方も多いでしょう。
元々映画界では、A級、B級というのは、予算を表す言葉として使われてきました。
しかし現在ではB級映画と表記していると、予算だけではなく、
ちょっと”ワケあり”だったりするときに用いられているようになってきています。
その流れを受けて、『Z級映画』といえば推して知るべし…。
『大いにワケあり』とお考えいただければと思います。
しかしそのZ級。もちろん定義も色々あるかと思います。
今回は私なりのZ級映画判断基準、思わず『ヒドい!』という言葉を
使いたくなってしまう作品をチョイスさせていただきました。
その中でも特集テーマは巨大生物&変なモンスターが登場する作品。
王道のカルト作品と呼ばれるものから、タイトルだけでも何コレ?
ってなってしまうものまで様々です。
眉間にシワを寄せて見れば「つまらん」なんて切り捨ててしまうかもしれない作品でも、
「ヒドイ」っていいながら笑ってしまえば話は別。
見方一つで楽しさは変わります。
また、その感覚は一緒にご覧になる人が多い中で共感できれば、さらに倍増します。
至極の13本。
どうぞご遠慮なく「ヒドい!」とツッコミ入れつつ、お楽しみ下さい。
普段は傍観者のアナタも、今回ばかりはどうぞご参加を!! ●中野ダンキチ「シベリア超特急」に魅せられ水野晴郎事務所入り、
以降最後のスタッフ兼出演者として活躍の後、Z級映画評論家として独立。
未公開映画・Z級映画作品を紹介することをライフワークとし、
各種マスコミ媒体への出演や映像製作、イベントなどを行う。
2006年より「ブラボー映画グランプリ」と称し、1年の総決算として独自見解の賞を選定している。
特に、”ヒドい”とする作品のチョイスと独自観点の作品の楽しみ方に定評がある。
現在放送中のFMヨコハマ「Unfactory」(毎週水曜 26:00~)では、
ラップで映画を紹介を行うなど、これまでにない映画の紹介方法にもチャレンジ中。
公式WEBサイト
http://eigax.com/