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京都の革命的な出版社（なのに知名度のない）しろうべえ書房。 代表出版雑誌は “おかもちろう”。 編集長が自ら おかもち に入れて全国を売り歩く。 輪転機や丁合機を、出版社自ら所有することにより、印刷屋さんを通さずに、個人出版で大量生産することを可能にした、おそらく世界で初めての個人出版社（230ページの本を１冊160円ほどのコストで作っております。ちなみに印刷屋さんを通すと、めちゃくちゃ安いところでも１冊1200円くらいコストかかりますので。） 個人出版では、200ページ超えの本は、委託代金、交通費諸々、他の諸経費を考えると、従来 販売価格を2000円くらい に設定しないことには儲けがとれないという仕組みになっていた。（ちなみに個人出版で200ページ超えの本を数百円で売っているものは大赤字ありきで売られているものです） しかし、その値段設定では、やはり買う人も極端に少なくなります。 第一儲けにならないので活動も継続的に行えません。 という今までの流れだったので、僕のようなスタイルの出版社が増えれば、同人誌やZINEの世界で生きていた個人出版社が、堂々と商業シーン（食べていけるというレベル）に割り込んでいけるわけです。 そうすると、文化そのものが大きく変わるわけですね。 個人出版社はリスクも少なく、小回りも効くのでので、大手には出来ないいろんなことが出来ますからね。 そんな感じのしろうべえ書房なんですが、誰も続く人がいないので、地道にネットで知名度を上げようかなと思い、ニコ生放送に踏み切りました。 僕は、ただただ 僕のようなローコスト個人出版の新しい形が世界に普及し、新しい出版界の時代が到来することを望んでやみません。 2014年7月2日 しろうべえ
