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    「スーパーロボット大戦」の思ひ出。 ぼくは、まいにち、16じかんぐらい、ねます。 おかあさんが、おこって、16じかんねているということは、1にちの3ぶんの2はねていることだよ、といいます。 ぼくは、3ぶんの2というのはわりきれないかずだよ、というと、わりきれないのがじんせいだ、もんくをいわず、とっととはたらけ、とどなりだして、ぼくは、うちからおいだされてしまいました。 かなしくて、みちばたでぼんやりしていると、うしろからとつぜん 「とうとうみつけましたよ、ワタリさん」 ふりむくと、ふくよかなおじさんが、にこにこしています。 おじさんだあれ?とたずねると、 「このクソ野郎、その程度の幼児化作戦ごときで俺は騙されんっ」と一喝。 「スパロボのシナリオ監修だよ! 締め切りとっくに過ぎてるっつーのに!」 叫ぶや否や、グーパンチ炸裂だ。 衝撃にふらつき、さすがに形勢不利を悟った私は、 「お待ちください、寺田様。ここは人目がございます。 そして拙者はひもじい。いかがでしょう、近くにモツ鍋のいい店を知ってます。そこでじっくりお話でも」 ふざけるな、と再び鉄拳制裁を喰らうも、鼻血垂らしてふらつく負け犬の姿に憐れみ回路が作動したらしい。 寺田氏は私を店に連れていってくれました! さすがスパロボ帝国の総帥は人の器が違う、この人についていけば食いっぱぐれることはなかろうて、キシシシ♪とほくそ笑んだのも束の間、彼は鍋がグツグツ煮える前でこう宣言した。 「言っておくが、タダで喰わせるつもりはない。シナリオ1ファイルのチェックが終了するごとに、一口食べてもOK。 あっ、でもビールは2つで一口ね」 「そんな!」 叫んでもすがっても、聞く耳持たず。こんなこと許されていいのか、いや、いいのだ。 恐らくこうでもしなくては、今回のスパロボ、バーチャロン絡みのシナリオは陽の目を見ることはなかっただろう。 私は感動した。 寺田氏のツボを心得た人心掌握術あってこそのスパロボ、ということだ。 そして私にとっては、鼻血混じりのモツ鍋こそがスパロボというわけだ。あの晩のあのモツ鍋の味は、一生忘れられない思ひ出です。 (書面にてコメントをいただきました)

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