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【特別番組】私たちにとって「地域アート」とはなんだったのかーー藤野町「芸術の道」調査レポート

CH有料
(3時間43分)

カオス*ラウンジの芸術動画提供:合同会社カオスラ

最後まで視聴するには、ネットチケットの購入が必要です

2000年代に入っておとずれた全国的な「地域アート」ブームは、いまや当たり前の風景としてこの国に定着しています。もはや日本のアートシーンは「芸術祭」を中心とする地域アート抜きに語ることはできません。
地域アートが拡がり、定着する一方で、地域アートを語る言説は痩せ細っているように見えます。一度は盛り上がった地域アート批判も、問題提起の域を出ることなく収束してしまいました。

そこで本番組では、地域アートと地域の関係性を問い直すべく、日本の地域アートのなかでも特異な「藤野芸術の道」を取り上げます。神奈川県の藤野町で1983年に提唱された「藤野ふるさと芸術村構想」の理念のもと作られた「藤野芸術の道」は、地域アートとしては「成功」した事例に入りますが、決して現在主流となっている地域アートのスタイルではありません。
「藤野芸術の道」の事例から、地域アートのあるべき姿と、これからの可能性について考える一夜。ゲストには、土木研究が専門で、各地をフィールドワークしている伊藤允彦さんをおむかえします。伊藤さんと黒瀬が実際に現地を歩いた写真や資料とともに、「リサーチ旅行」を振り返るスタイルでお送りします。
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