いま注目を集めるソーシャルファイナンス
広がる期待と炎上騒動などに見られる批判……
新しい金融の形は世界を変えるのか
■番組の前半は…シノドス・ジャーナルコーナー
司会・評論家の
荻上チキ氏がこの1ヶ月で気になったニュースを解説。
独自の切り口で、時事問題に迫ります!
さらに、synodosが新しくスタートさせたメールマガジン
「困ってるズ!」
その取り組みを始めた背景とは?そこで描きたい社会の課題とは?
いま、人々が「困ってること」をシェアする必要性について議論します。
■番組の後半は… 特集コーナー
今月号のテーマは、
「ソーシャルファイナンス」
個人間のつながりをベースにしてお金をやりとりするしくみが注目を集めています。
少額の融資などを行うマイクロファイナンス、個人の少額の資金を集める
P2Pファイナンスやクラウドファンディング、あるいはリターンにとらわれず
応援の意味を込めて資金を投じる応援ファンドなど、さまざまなしくみがあり、
少しずつ社会に影響を与える存在になりつつあります。
しかしこれらもいいことずくめではありません。
ノーベル平和賞をとったグラミン銀行にもさまざまな批判はあり、
また最近学費支援サービスで炎上騒ぎがあったりするなど、
その他のしくみもそれぞれ課題を抱えています。
金融・契約・情報の技術の新たな融合の可能性を研究している山口浩さんと、
最近、「ソーシャルファイナンス革命:世界を変えるお金の集め方」(技術評論社)を
出版された慎泰俊さんをゲストに迎え、こうした、新しいタイプのお金のやりとりの手法について、その特徴や意義を大きな視点から整理し、課題や未来像について考えます。
<特集用出演者資料>
山口浩さん資料
慎秦俊さん資料
【出演者】
荻上チキ(司会・評論家)
1981年生まれ。評論家・編集者。芹沢一也、飯田泰之とともに株式会社シノドスを設立。
「シノドス・ジャーナル」「αシノドス」編集長。
最近の著書に『ダメ情報の見分け方』(共著、生活人新書)、『セックスメディア30年史』
(ちくま新書)、
編著に『日本を変える「知」』『経済成長って何で必要なんだろう?』
(光文社SYNODOS READINGS)など。
山口浩(やまぐち・ひろし)
1963年生まれ。駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部准教授。
専門はファイナンス、経営学。コンテンツファイナンス、予測市場、仮想世界の経済等、
金融・契約・情報の技術の新たな融合の可能性が目下の研究テーマ。
著書に「リスクの正体!―賢いリスクとのつきあい方」(バジリコ)がある。
慎泰俊(しん・てじゅん)
1981年東京生まれ。 早稲田大学大学院ファイナンス研究科修了。
モルガン・スタンレー・キャピタルを経て、現在投資ファンドに勤務している。
2007年10月より特定非営利活動法人Living in Peaceを設立、現在は代表理事をつとめる。
国内初のマイクロファイナンスファンドの企画と、児童養護施設のための資金調達支援と
キャリアセッションを実施中。
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