長引く不況と就職氷河期による、若年層の高い失業率。
そしていま、雇用をめぐって叫ばれ始めた
若者と高齢者の世代間対立。
果たして、高齢者が若者の仕事を奪う時代が来るのか?
若年雇用をめぐる「ウソと本当」を解き明かす。
■番組の前半は…月刊シノドス・ジャーナル コーナー■
司会の荻上チキ氏が、シノドスの解説委員とともに、
1ヶ月間の重要ニュースを深く、掘り下げます。
今月号では特に「FRBと日本銀行の金融政策」をピックアップ。
バーナンキFRB議長、および白川方明日銀総裁が、
それぞれ「インフレ目標」について会見を開き、話題となりました。
円高・デフレに苦しんでいる現在の日本に必要な経済政策とは。
ここ数日の円安傾向は、日本経済復活への礎となり得るのか。
シノドス解説委員の
片岡剛士氏に解説いただきます。
ニュースの解説資料はこちらから!
■番組の後半は… 特集 コーナー■
番組後半の特集コーナー、今夜のテーマは
「若年雇用問題」。
若者にとっては、「就職氷河期」であることがデフォルトの状態が続いています。
その背景には、長引く不況に加え、
日本の労働市場と雇用慣行の問題点が、しばしば指摘されています。
また、最近では、
「65歳雇用義務化」や「定年延長・再任用推奨」が話題になっていますが、
この問題もまた、若年者雇用に深く関わる問題でもあります。
それはなぜか。
ゲストに労働経済学が専門の経済学者、
安藤至大氏を招き、
番組内で激論を交わします。
特集コーナーの資料はこちらから!
【出演者】
荻上チキ(司会・評論家)
1981年生まれ。評論家・編集者。芹沢一也、飯田泰之とともに株式会社シノドスを
設立。メールマガジン「αSYNODOS」編集長。
最近の著書に『ダメ情報の見分け方』(共著、生活人新書)、『セックスメディア30年史』(ちくま新書)、
編著に『日本を変える「知」』『経済成長って何で必要なんだろう?』
(光文社SYNODOS READINGS)など。
片岡剛士(かたおか・ごうし)
1972 年生まれ。慶応義塾大学大学院商学研究科前期博士課程(計量経済学専攻)修了。
現在三菱 UFJリサーチ&コンサルティング経済・社会政策部主任研究員。
専門は応用計量経済学、マクロ経済学。
著作に『日本の「失われた20年」-デフレを超える経済政策に向けて』
(藤原書店、2010年、第4回河上肇賞本賞受賞)等。
安藤至大(あんどう・むねとも)
1976 年東京生まれ。日本大学大学院総合科学研究科准教授。
04年東京大学博士(経済学)。
政策研究大学院大学助教授等を経て05年より現職。
専門は契約理論、労働経済学、法と経済学。
著書に『脱格差社会と雇用法制』(日本評論社、2006年)
『雇用社会の法と経済』(有斐閣、2008年)(いずれも共著)など。
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