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痴漢と呼ばれ自殺~母は警察に対して裁判を起こした

公式
(1時間50分)

ニコニコニュース提供:株式会社 ドワンゴ
女子学生のお腹を触ったという痴漢の容疑を掛けられた男性が、
警察署で取調べを受けた直後、
電車に身を投げて自殺するという事件が2009年12月にありました。

自殺したのは原田信助さん。当時25歳です。
信助さんの死後、所持品の中からボイスレコーダーが見つかりました。
そこには、一貫して犯行を否認し、むしろ突然暴行を受けた
被害者であると主張する信助さんの肉声とともに、
警察による違法ともいえる取調べの実態が残されていたのです。

信助さんの母親・尚美さんは、事件から1年半後の2011年4月、
「息子は違法な取り調べによって精神的苦痛を受けた」などとして、
警視庁(東京都)を相手取り、損害賠償を求める訴訟を起こしました。

裁判はまだ続いており、
3月6日に5回目の法廷が開かれる予定です。
その前夜に合わせて放送されるこの番組では、
これまでの事件の経過を振り返るとともに、
裁判の争点や今後の展開を考えます。


ゲストには、元北海道警察ナンバー3の原田宏二氏
元検事で弁護士の落合洋司氏を招き、
警察捜査の問題点や裁判について語っていただきます。
また、信助さんの母親である原田尚美さんを招き、
事件への「思い」を話していただきます。

【出演者】(敬称略)

亀松太郎(司会、ニコニコニュース編集長)
原田尚美(原田信助さんの母親)
原田宏二(元北海道警釧路方面本部長)
落合洋司(弁護士、元検事)

【参考記事】
「息子は痴漢の犯人ではない」無実信じる母親の訴え続く
「痴漢容疑の警視庁取り調べは違法」 息子を失った母、東京都を提訴へ
「冤罪事件の再発防ぎたい」 息子失った母、東京都を提訴
痴漢容疑の「取り調べ」後に転落死 「違法捜査」問う国賠訴訟で被告・東京都は「争う」
「新宿署の捜査に違法な点はない」 東京都、国賠訴訟で「痴漢取調べ」の正当性を主張
原田信助さん国賠訴訟 証拠提出されない「防犯カメラ」映像
「警察に都合の悪い証拠」でも検察は提出するのか?痴漢容疑めぐる裁判の焦点に
(ニコニコニュース)

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